10月22日、富山市保健センターでゲートーキーパー養成講座の講演を行ってきました。
今回は会場とオンラインのハイブリッド型で実施されました。
対象は助産師がメイン、保健師、学生の参加もあり、40人ほど受講されていたようです。
*写真撮影してもらうのを忘れたので、イメージ写真を載せますね。
まずは富山市の自殺対策や子育て支援の説明がありました。私が子どもを産んだ時とはだいぶ制度が違ってきているのは、仕事柄なんとなく知っていたのですが、今年から新たに始まった助成・支援がいくつもあって、充実してきたなぁと感じました。スマホ世代のママのために子育てAIアプリも作ったそうですよ。
私の方からは、女性のこころのサポートという演題でお話をしました。
ゲートキーパーについて、話を聞くときに重要なこと、
助産師さんたちが普段電話相談や助産院、病院などで関わっている人たちへの心理支援についての質問が主な話の内容です。
話を聞くときに、私が大事にしているのが、
「自分の価値観を一旦脇に置いて、相手の価値観を知り、それを尊重する」
ことです。
そこは重要点として話できました。
医師、教師、助産師、看護師・・・師とつく職業にはそれぞれ「OOを良し」とする固有の価値観があって、それに従って仕事をしています(医師は病気を治療することを通して人に影響を与えますし、教師は勉強を教えることによって人に影響を与えますよね)。でも心理士(師)の場合は、固有の価値観から離れて、目の前にいるクライアントさんの価値観を尊重し、その人らしく生きることをお手伝いしています。
講演会の感想は後日届く予定です。みなさんがどんなことを受け止めてくださったかを見るのが楽しみです。
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