サードプレイス富山の吉牟田です。
先日、ことばの教室の先生と話ししていた時に、
「大人が子ども(幼児期)に合わせた声がけをしていなこと」
が話題になりました。例えば・・・
・指示が長すぎたり、同時に2個も3個もやることを言うので、子どもが覚えられない。
・話すスピードが早すぎる(大人には聞き取れるけど、子どもには早すぎる)。
・言葉だけでは理解できない子がいるのに、
ずっと言葉だけで説明しているので、子どもがわからず困っている。
・「子どもの発音が気になる」と訴えている人の中には、5〜6歳の子どもに対して大人が「〜でちゅ」「しゅき」「ブーブー」 など幼児語を使っている人がいる。
といったことでした。
平均的に、3歳ごろから子どもの語彙は爆発的増えて、たくさん話すようになってきますが、言葉の理解もまだまだ、記憶や集中力が
それほど育っていませんので、大人は子どもに合わせた言葉がけをしなければなりません。
子どもが3語文を話しているなら、同じようにゆっくりと、3語文ぐらいで。ジェスチャーをつけてもいいでしょう。
やってほしいことを一気に3つ並べていうのではなくて、1つ言って、行動できたら、次のことに進む(忘れるから)。
折り紙をするなら、一緒に折る前に、完成形を見本として出しておく。
そんな工夫が必要です。
「なんで、何度も言ってるのにできないの?」と責める前に、どうやったら、どんな声がけをしたら、目の前にいる子どもに伝わるかを一度考えてみませんか?
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