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執筆者の写真吉牟田まどか

この(問題)行動をやめてくれません。

以前、相談機関のスタッフから

「次は気をつけてくださいね。ペッぺって唾を吐く子がきます」

家族や訪問したスタッフがお子さんに注意しても、この問題行動をやめてくれないということでした。


相談室内では、穏やかに、楽しそうに過ごし(少々ヤンチャさはみられましたが)、唾吐きはみられませんでした。問題行動は?と思っていたところ、相談が終わって別室で親がスタッフと話し始めました。


お子さんも私も暇だったので、追いかけっこをして遊んでいたのですが、私の体力が無いせいで、息が切れて追いかけるのをやめた途端に、少し離れたところから、ぺっぺっという音が聞こえてきました。それが何度も繰り返されます。するとその度に、親も付き添いの祖母も一斉にかなり大きな声で怒っていました。


その後、「怒ってもなーんいうこと聞いてくれんで、困っとんがやちゃ」と祖母がころっと私にやさしい、苦笑混じりの声で、孫に手を焼いていることをお話しされました。


やめてほしい行動はどんな時に起こりますか?

前後に何かありませんでしたか?

行動を止めさせるような注意だけでは効果はありません。


すぐにはぺっぺはやめないかもしれないけど、

意図があってやっていることはわかりました。まだ思っていることを上手に言葉で伝えられないからやっているみたいです。

今日のぺっぺはもっと遊んで、とか追いかけて、っていう意味なんじゃないかなと思います。

本人に、ぺっぺじゃなくて「遊んでよ」「もっと追いかけてよ」って言葉で教えてくれたら嬉しいなぁと伝えてください。





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