時々、お子さんのひきこもりで相談されることがあります。
(こちらでは、訪問相談は行っておりません。)
ひきこもりとは、仕事や学校に行かず、交友関係も避けて、かつ家族以外の人と関わらないで、6か月以上にわたって家庭に留まり続けている状態のことを言います。人と接しない状態で外出することはあります。
ひきこもりの原因や要因はさまざまですが、国の調査を見てみると、半数以上が10代からひきこもりが始まったとの報告がありました。
6か月も放置しないで、長引く前にどこかに繋がりを持てるように、という初期対応が大事かもしれません。精神科病院や、デイケア、居場所的なところ、福祉施設や習い事など本人が頑張らなくてもよくて、ホッと安心できるどこかに繋がってほしいです。
家族としてできることは、家族がまず相談につながることでしょうか。そして、相談を続けることです。すぐ改善をするのは難しいと思いますが、相談を続けることによって、親がまずは元気になりますし、子どもに対応する方法を援助者から学ぶことができると思います。
(これは、子どもの問題行動への対応に困っているご家族皆さんに言えることですね)
国が全国に、ひきこもり地域支援センターの設置を進めていますので、まずはそちらに電話相談してみるのはいかがでしょうか?
富山県では、富山市蜷川にある、富山県心の健康センター内に「富山県ひきこもり地域支援センター」が設置されています。まずは電話相談からで、電話相談は平日無料でやっています。来談されるときは予約制とのことですのでご注意くださいね。
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