育児相談やカウンセリングで「失敗が怖くて行動できない(しない)」というお話をよく聞きます。
子どもの場合は、5歳ごろから増えてくる相談です。
もちろん大人の人でも失敗が怖くて、と言う方はいらっしゃいます。
恐怖や不安の感じやすさは、先天的に決まっています。周りの人からは「大げさな」と思われることもありますが、そこは丁寧に接してあげたいところです。
どんな場面での失敗を怖がっているか
どこまでなら失敗せずにできるか、段階を見極める
まずは頑張って取り組めたことを褒める。
失敗しないところまでやらせてみる。
できないところの一部を手伝って、最後はやらせる。
少しずつ手伝うところを少なくしていく、
というようなステップを踏んでいきます。
手間も時間もかかり、スキルも必要なので、そこは専門家と話し合って進めていけるといいですね。
子どもに関わる大人の方へ
人間、失敗しないことはありません。
失敗しても責めないでください。子どもはまだまだ成長途中でできないこと、知らないことがたくさんあります。
体調が悪かったり、機嫌が悪かったり、発達的にできないこともあります。
失敗したら、どうしたら修正できるのか、どんな行動をするといいのかを伝えてあげてください。
失敗が怖い大人の方へ
失敗が怖くて、物事を避けていたら、何もできなくなってしまいます。
失敗は一歩踏み出したからできた経験です。
失敗の後は、どうしたら成功するかを考えて行うようにしたら良いのです
カウンセリングで一緒に考えましょう。
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