こんにちは。
子育て相談の現場でよく聞かれる「叱らない子育て」ですが
誤解している方が多いように感じます。
全く叱らないわけではなくて、
「叱ることに依存しない子育て」という意味です。
幼児期のしつけで、具体的に叱る場面といえば
・危険なところ(道路など)での飛び出し、
・自分を傷つける、
・他人を傷つける行為をしたとき
の3つです。
どれも自分に危険、他人に危険を及ぼすことです。
時々、子どもから叩かれたり、蹴られたりしても
「子どもだから仕方ない」
「男の子だから少しぐらい乱暴でも良い」
と笑っている、受け流している方がいますが、
それはやめてください。
暴力を受け流すことによって、
ほとんどのケースではお父さんやおじいさんにはしませんが、
お母さん、おばあちゃん、弟や妹、
保育園や幼稚園、学校で
自分より弱いとみなした人への
暴力を認めること と誤学習つながります。
しつけで子どもの暴力を止められるのは8歳ぐらいまでと言われています。
早いうちから、暴力を止めましょう。暴力は認めないということが大切です。
「いやだ」「やめて」と言って、子どものそばを離れましょう。
もし家族が暴力を受けているのを見つけたら、必ず止めに入ってください。
暴力から身を守ることが先です。

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