top of page

【用語】ゲートキーパーとは?【自殺対策】

来月、9月10日にゲートキーパー養成講座の講師をすることになりました。ドキドキです。対象は助産師さん。産後うつ病や産褥精神病などで女性が自死することが多いことから、産前産後の大変な時期に、ママたちの心身の支えになってくださる助産師さんたちにも、ゲートキーパーの役割を担ってもらおう、ということだと思います。



    この写真はコスプレ画像ですけど、なんだか屈強な門番という感じしません?



さて、ゲートキーパーとは何か?です。


「ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。


自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。


「自殺総合対策大綱(平成19年6月8日閣議決定)」においては、9つの当面の重点施策の一つとしてゲートキーパーの養成を掲げ、かかりつけの医師を始め、教職員、保健師、看護師、ケアマネージャー、民生委員、児童委員、各種相談窓口担当者など、関連するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなっていただけるよう研修等を行うことが規定されています。


また、ゲートキーパーは、我が国のみならず海外でも、自殺対策の分野でも広く使用されている用語、概念であって、WHO(世界保健機関)を始め、多くの国々で使用され、その養成プログラムが実施されています。」


厚生労働省のHPより

閲覧数:10回
bottom of page