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カウンセリングのイメージ


カウンセリングの効果に関するイメージはありますか。


私のカウンセリングのイメージは、右肩上がりによくなるというのでは全然なくて、

螺旋状にぐるぐる回っている感じです。カウンセラー(又はセラピスト)とクライアントさんの情緒的相互作用を通して、よくなったり、悪くなったりを繰り返しながら、話題もあっち行ったりこっち行ったり。また戻ったり。なんども、表面的には同じ話題を繰り返しているうちに、変化していく(もちろん、変化を起こすためのアクションはありますよ)。赤い矢印は下に行っていますが、自己理解が深まっていくことを表しています。


数回で終わってしまうカウンセリングもあれば、数年に渡って続くものもあります。性格を変えたい、より良い人生を歩みたい、という目標があれば、週に1回以上数年単位でカウンセリングを受けることになります。のんびりやりたい、お金の余裕がない場合でも2週間に1度のペース、数年単位で受けてもらった方が効果的です。初期の頃の月に1度というのは、カウンセリングというより、クライアントさんにとっては報告で終わってしまいますし、カウンセラー側も不全感が出てきますので、あまりおすすめ出来ません。初期〜頻回のカウンセリングを重ねて、卒業が近づいたら、月に1回という風に使っていただきたいと思っています。


お子さんの発達について、今は特にすごく困っていることはなくても、心の成長の定点観測的に月に1回お話を続けるというのはありです。特に発達障害を持っておられるお子さんや、発達に偏りのあるお子さんは、成長してできることは増えても、それに合わせて困ることも変化していきます。その時に、所属する園や学校などとは関係なく、いつでも相談できる、ずっと小さい頃から付き合いのある、あなたのカウンセラーになれたら幸いです。


ご質問、お問い合わせ、ご予約はホームページからお気軽にどうぞ。



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