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執筆者の写真吉牟田まどか

自分と他者との境界を作る(2)





境界の侵害は以下のようなことも含まれます。


招きもしないのに、身内や友人がよく家に立ち寄る。あるいは引き出しやクローゼットを勝手に開ける。理不尽な頼みごとを繰り返す。困った時には、すぐに駆けつけてくれるものと思い込んでいる。あなたとのあいだに第三者が入るのを嫌がる。誘われていないと傷ついたような態度を取る。あなたと同じ服やクルマを買う。


配偶者が許可なくあなたの手紙を読み、財布やポケットの中身を調べる。黙って日記を読み、あなたにかかってきた電話に取り次がない。大切な持ち物を断りなく棄てられたことがある。


ルームメイトや家族が、あなたの財布から黙ってお金を抜き取り、私物を無断でしようする。あなたのクルマを許可なく使う。


訊いてもないのに、身内や友人が育児についてアドバイスする。相談もなく、部屋の掃除や模様替えをする。


隣人があなたの出入りを監視したり、窓や垣根ごしにのぞいたり、留守のあいだにあなたのペットと遊んだりする。


上司が普段から昼休みや休憩時間の返上、残業、仕事の持ち帰りを要求する。あなたが職場を離れているあいだに、勝手に個室に入ったり、デスクの上を調べたりする、


からだを触る。プライベートな質問をする。外見について余計な意見をいう。あなたの気持ちについて、あれこれ推測したり論じたりする。



このような行為から身を守る方法は、あなたのほうで境界を設定するしかありませんし、

あなたが、もし、このような行為をしているなら、健全な人間関係を育むためにすぐにやめましょう。



文献は前回の記事と一緒です。


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